国際交流委員会

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国際交流委員会 フィリピン留学報告⑥

フィリピン留学5日目の様子はこちらをご覧ください。
この記事では、フィリピン留学全体を振り返っての感想をお伝えします。
実際に参加した生徒の感想になっているので、ぜひご覧ください。


私はフィリピンの研修に参加することで新たな視点を得ることができたり、体験したりすることができました。 

私がフィリピンに着いて最初に驚いたことは、交通量の多さと日本とは大きく異なる交通システムでした。フィリピンの移動手段は車やバイクが多く使われており、昼夜を問わず多くの車両が道路を行き来していました。また、道路には信号がほとんど無いので、車の走るスピードがかなり速く、信号を渡るときはとても緊張しました。

次に、私が研修を通して学んだことについてです。
まず、フィリピンでは公共事業があまり行われていない印象を持ちました。(なぜなら、ゴミ処理場は政府機関が関わってはいるものの、労働環境は悪く、作業はほとんど民間の団体に依存している状態でした。また、フィリピンの水道水は飲むことができず、浄水した水をお金で買う必要がありました。以上の2点の理由からこのように思いました。)そのためゴミ問題や水道水の購入費に困る人もおり、公共事業がいかに私たちの生活を支えているかを知ることができたと同時に、環境問題や貧困問題の深刻さやこの問題の原因の根深さに着いて考えさせられました。

しかし、そのような問題を抱えている人々が不幸せに見えたかと言うとそうではありませんでした。なぜなら現地の人々は私たちよりも笑顔で活気があったからです。そのため、私は人の幸せは必ずしも環境やお金によって決定されるものではないのだと感じました。

私はこのような事柄を踏まえ、実際に現地に赴いて何かを体験したり、見たり聞いたりすることがいかに大切なことかを実感し、また人々の豊かさについて知るとても貴重な体験になったと感じました。

1年 松野功武


 フィリピン研修の報告は以上になります。
始めて海外に行く生徒も多くいる中で、日本とは異なる文化に触れ、多くのことを感じ取ったように思います。
本校では留学以外にもALTとのランチ会など、様々な国際交流事業を実施しています。

国際交流委員会 フィリピン留学報告⑤

フィリピン留学4日目の様子はこちらをご覧ください。
この記事では、フィリピン留学5日目の様子をお伝えします。
実際に参加した生徒の感想になっているので、ぜひご覧ください。


この日は現地のフィリピンメンバーと過ごす最終日でした。
まず午前中は、最終プレゼンに向けた資料作りをしました。実現できそうな期間、予算、人員を考えるのことはとても大変でした。
発表はとても緊張しましたが、良い発表ができたと思います。

午後はショッピングに行きました。フィリピン出国前最後の買い物で家族や友人にたくさんのお土産を買うことができました。みんなでゲームセンターにも入りました。クレーンゲームが日本円で一回約15円で改めてフィリピンの物価の安さを知りました。

夕方からはお別れ会が始まりました。他の班はダンスを踊ったり漫才をしたりしていました。ちなみに私たちの班はトランプマジックを披露しました。お別れ会前日の夜に習得したばかりなので成功するか不安でしたが、無事に成功してよかったです。グループの出し物が終わるとグループのフィリピンスタッフのショーンから紫色のブレスレットと手紙をもらいました。とても嬉しかったです。ブレスレットの色はそれぞれのメンバーの好きな色になっていました。ショッピングモールで好きな色を聞かれた理由に納得がいきました。
お別れ会が終わった後はみんなで記念写真を撮ったりしました。今日でお別れなことが信じられませんでした。号泣しているメンバーもいました。ホテルに向かうバスでフィリピンスタッフの方とインスタを交換したりしました。

ちなみに、このフィリピンの海外研修が終わった後もインスタのDMなどで交流が続いています。

1年I


現地のフィリピンユースたちとの交流は、これが最終日となりました。
生徒たちは現地での活動を通じて、様々なことを感じ取ったことと思います。
全体を通しての感想も参加者に書いてもらったので、後日公開いたします。
ぜひお楽しみに!!

国際交流委員会 フィリピン留学報告④

フィリピン留学3日目の様子はこちらをご覧ください。

この記事では、フィリピン留学4日目の様子をお伝えします。
実際に参加した生徒の感想になっているので、ぜひご覧ください。


フィリピン研修の4日目は事前指導の話し合いにて、グループで決めた聞きたいこと知りたいことをもとにゴミ処理場へ見学にいきました。


イロイロ市街からゴミ処理場へ向かうと、街のにぎわいも変わり少し静かなように感じました。
いざ着いて見学してみると、匂いがひどくハエがたかりゴミもそこらに落ちていて、とても良いとは言えない労働環境の中で若者が働いている現実を目の当たりにして、全体が静かになったことが印象に残っています。
見学を進めると最終日に控えるアイデアソンでも提案できるような「労働環境を改善できるような課題」がまだまだ残っており、特に「都市部でのゴミの分別を進めること」「衛生道具を整えること」が大きな課題であることに気づきました。
見学が終わった後には村の方へ向かいSDGSである紙の切れ端を活用したペーパービーズ作りを楽しむことができました。

1年 青山楓


次回はいよいよフィリピン研修最終日になります。
研修の集大成になりますが、生徒たちは研修を通してどのように感じたのでしょうか。

国際交流委員会 フィリピン留学報告③

フィリピン留学2日目の様子はこちらをご覧ください。
この記事では、フィリピン留学3日目の様子をお伝えします。
実際に参加した生徒の感想になっているので、ぜひご覧ください。


3日目は貧困とウェルビーイングについて学びました。
(ウェルビーイングとは個人や社会の良い状態を指す言葉で、「良い状態」とは幸福や満足感、充実感などを含みます。)

 日本とフィリピンの貧困を比べた時、日本は衣食住などの最低限の生活が充実しており、かつ教育水準が高く、ほとんどの人が教育を受けていることが分かりました。一方フィリピンの貧困は、衣食住の基本的な生活が充実していない部分があったり、教育を受けられない子供たちがいたりすることが問題視されていることを学びました。

 貧困をなくすためには何が必要かと問われた時に、私はお金だと考えました。お金がなければご飯を買えないし、清潔な状態を維持することも難しい。そもそも住む家さえ維持出来ないかもしれないと思ったからです。では、お金があること=幸福なのか?日本は先進国の中でも幸福度が低い国とされています。世界の幸福度ランキングでは、日本は55位、フィリピンは57位と、幸福度は変わりません。それはつまり、お金があること=幸福に直結するとは限らないという事です。

 私は、「幸福度とは自然と触れ合う時間に関係する」という仮説を立てました。 以前国語の教科書で読んだ話では、「日本人、特に都会では自然を感じる場面が少なく、本来の人間としての生活を送れていない」と書かれていました。例えお金があったとしても、人間らしい生活を送らなければ必ずしも幸福ではないということです。 実際にフィリピンの貧困層であるナモコンに行った時、村では子供がバスケをしていたり、釣りをしている人がいたり、音楽が村全体に響くように流れていたりなどして、幸福でないようには見えませんでした。むしろ、日本の都会の人間の方が皆暗い顔をして忙しなく動いているように感じます。日本は基本的な水準が高いです。ですがそれと同時に「普通」や「幸福」の基準も高くなっているのだと思いました。

 ナモコンで会った現地の人々は、機械的な人工物から少し離れた自然の中でのびのびと暮らしていて、私はここで暮らしている人の方が幸せを感じているのではないかなと感じました。また、幸福の感じ方は人や国によって変わるのだなということも同時に学びました。

 3日目での新しい経験は、トライシクルに乗ったことです。バイクのような乗り物の横に人が乗れるようになっていて、隣の人とぎゅうぎゅうになりながら乗って、楽しかったです。

 この日は、お金があることが幸福であることに直結するとは限らないこと、そして、貧困であっても人は幸福を感じて生きられることを学びました。新しい価値観が持てて、私はひとつ大きく変われたのではないかと思います。また、貧困を減らす為に私に出来ることをひとつひとつやっていきたいと思うようになりました。 貧困であっても、豊かであっても、皆が同じくらいの幸福を感じられる世界にしていけたら良いと思います。
1年N


次回は留学4日目になります。
フィリピン生活も早くも折り返しです。
ぜひお楽しみにしてください!!

国際交流委員会 フィリピン留学報告②

フィリピン留学1日目の様子はこちら

2日目からは、実際に海外研修に参加した生徒に感想を書いてもらいます。


2日目に私たちは初めてフィリピンブラザーズの方たちと会い、英語を通して仲を深めることができました。 現地の方と喋るのは初めてで、言葉がなかなか通じず、英語での会話の難しさを実感しました。 ですが、私たちがわかりやすいようにスマホで日本語に翻訳してくれたり、画像を見せてくれたりしたおかげで、会話の内容を理解することができとても楽しかったです。

アイスブレイキングではみんなで大縄をしたり、ゲームをしたりして、チーム力も高めることができました。

午後には海洋博物館とショッピングに行きました。 博物館では、初めて知るフィリピンの歴史や昔のフィリピンの人が使っていた船などたくさんのことを学ぶことができました。 ショッピングでは、おすすめのお菓子やお土産などを教えてもらったり、初めて見る商品も多かったりと、とてもワクワクしました。 また、日本とフィリピンでの商品の価格の違いも知ることができました。

グループで活動する最後の夕食では、一日を通して学んだことをグループでシェアリングした時に、朝よりも少し英語が聞き取れるようになった気がして嬉しかったです。 ご飯を食べる時もフィリピンブラザーズの方たちと話し、楽しく一日を終えることができました。

1年 塩田 咲野


現地大学生とはオンラインの事前指導で顔合わせはしていましたが、やはり実際に会って話すのは緊張したようです。
ここからどのように関係性が変化していくのか非常に楽しみです。

国際交流委員会 フィリピン留学報告①

8月1日(金)から8月6日(水)まで5泊6日でフィリピン留学を実施しました。
留学の概要はこちらのページをご覧ください。
出発日当日は、朝の7時に成田空港集合とタイトな日程ではありましたが、全員時間通りに集まり出発することができました。

初めての海外渡航となった生徒も多く、機内も和気あいあいと過ごすことができました。
マニラ空港で国内線に乗り継ぐなど、なかなか体験することができない貴重な時間を過ごすことができたと思います。
初日は移動のみでしたが、無事にイロイロ空港まで到着し、記念撮影もできました。

2日目以降の活動内容や感想は、実際に参加してくれた生徒に書いてもらいます。
お楽しみに!!

国際交流委員会  海外研修に向けた事前指導第2弾

フィリピン留学の事前指導2回目が前日行われました!
※第1弾の様子はこちらです。なお、フィリピン留学に関する詳細はこちらの記事をご覧ください。

今回の事前指導では、渡航先でお世話になるフィリピン学生とオンラインで交流しました。
英語でのやり取りは授業で経験しているものの、実際に外国人と話すとなると緊張している様子でした。
それでも、グループで協力しながらジェスチャーなどを交えて一生懸命にコミュニケーションを取っていました!
参加者が次に集まるのは渡航当日です。
それまでに各自でしっかり準備して、有意義な海外研修にしたいと思います。

国際交流委員会 海外研修に向けた事前指導第1弾

今年度の8月に実施する海外研修の事前研修を行いました。
20名の参加者が各活動班に分かれて、フィリピンの様子を動画で見たり日本の現状分析をしたりしました。
普段の学校生活ではなかなか考える機会のない社会問題について、コミュニケーションを取りながら活発に活動していました!
7月の事前指導では、渡航先でお世話になるフィリピンの大学生とオンラインで交流します。
それまでに、質問を考えたり自己紹介ができるように練習したりしながら、有意義な時間が過ごせるように日々頑張っています!

国際交流委員会 ALTとのランチ交流会

ALTとのランチ交流会
今年度も所沢西高校では、火曜日の昼休みにALTとのランチ会を開催しています!
今年は海外短期留学もあるので、生徒たちはいつも以上に一生懸命会話しようと頑張っている様子が見て取れます。

国際交流委員会 海外語学研修の実施について

本校では、2025年度に海外語学研修を実施します!
概要は以下の通りです。 

場所:フィリピン イロイロ市
日時:2025年8月1日(金)~8月6日(水) 5泊6日
費用:約230,000円(航空券・海外保険・燃油サーチャージ・研修プログラム代を含む)
※費用の詳細な金額は、後日お知らせいたします。
引率:本校教員2名(予定)
上限:30名

大まかな行程は以下の通りです
1日目 移動(成田‐マニラ‐イロイロ)  ➡  2日目 チームビルディング・海洋博物館訪問・物価調査  ➡  3日目 サニタリーランドフィル(衛生処理場)を訪問・ゼロウェイストツアーとして、ウェストピッカーとして働く人たちにインタビュー  ➡  4日目 貧困と幸福についてレクチャー・最終処分場近くの村にて、インタビューや交流  ➡  5日目 最終プレゼン・お別れ会  ➡  6日目 移動(イロイロ‐マニラ‐成田)

なお今回の企画・実施に関しては、株式会社WithTheWorldにご協力をいただいております。
3月11日(火)の14:00~本校1D教室で、業者の方に来校いただき説明会を実施します。
※説明会の様子は、後日YouTubeにて限定公開されます。詳細は追ってご連絡致します。
4月以降にも生徒・保護者向けの説明会を複数回予定しておりますので、興味がある方はぜひ参加していただきたく存じます。

国際交流委員会 オーストラリアからの留学生の受入れ

この度本校では9月2日から10月8日まで、2名のオーストラリア人高校生を受け入れることとなりました。
1年2組と2年8組に1名ずつ所属し、本校学生と一緒に授業・行事に参加する予定となっています。
生徒に留学生が来ることを伝えた際には、驚きと共に、非常に楽しみにしている様子も見て取れました。
同年代の外国人と長期間一緒に過ごす経験は、多くの生徒にとって初めての経験になります。
国際交流委員が中心となり、本校生徒・留学生双方にとって有意義な体験になるように努めて参ります。

国際交流委員会 ALTとのランチ会

国際交流活動の一環として、火曜日のお昼休みを使って本校のALTと交流会を実施しています。

お昼を食べながら和気あいあいと交流することで、楽しみながら異文化に触れることができています。
最初は緊張している様子でしたが、徐々に緊張もほぐれ和やかな雰囲気で交流することができていました。