国際交流委員会
国際交流委員会 フィリピン留学報告③
フィリピン留学2日目の様子はこちらをご覧ください。
この記事では、フィリピン留学3日目の様子をお伝えします。
実際に参加した生徒の感想になっているので、ぜひご覧ください。
3日目は貧困とウェルビーイングについて学びました。
(ウェルビーイングとは個人や社会の良い状態を指す言葉で、「良い状態」とは幸福や満足感、充実感などを含みます。)
日本とフィリピンの貧困を比べた時、日本は衣食住などの最低限の生活が充実しており、かつ教育水準が高く、ほとんどの人が教育を受けていることが分かりました。一方フィリピンの貧困は、衣食住の基本的な生活が充実していない部分があったり、教育を受けられない子供たちがいたりすることが問題視されていることを学びました。
貧困をなくすためには何が必要かと問われた時に、私はお金だと考えました。お金がなければご飯を買えないし、清潔な状態を維持することも難しい。そもそも住む家さえ維持出来ないかもしれないと思ったからです。では、お金があること=幸福なのか?日本は先進国の中でも幸福度が低い国とされています。世界の幸福度ランキングでは、日本は55位、フィリピンは57位と、幸福度は変わりません。それはつまり、お金があること=幸福に直結するとは限らないという事です。
私は、「幸福度とは自然と触れ合う時間に関係する」という仮説を立てました。 以前国語の教科書で読んだ話では、「日本人、特に都会では自然を感じる場面が少なく、本来の人間としての生活を送れていない」と書かれていました。例えお金があったとしても、人間らしい生活を送らなければ必ずしも幸福ではないということです。 実際にフィリピンの貧困層であるナモコンに行った時、村では子供がバスケをしていたり、釣りをしている人がいたり、音楽が村全体に響くように流れていたりなどして、幸福でないようには見えませんでした。むしろ、日本の都会の人間の方が皆暗い顔をして忙しなく動いているように感じます。日本は基本的な水準が高いです。ですがそれと同時に「普通」や「幸福」の基準も高くなっているのだと思いました。
ナモコンで会った現地の人々は、機械的な人工物から少し離れた自然の中でのびのびと暮らしていて、私はここで暮らしている人の方が幸せを感じているのではないかなと感じました。また、幸福の感じ方は人や国によって変わるのだなということも同時に学びました。
3日目での新しい経験は、トライシクルに乗ったことです。バイクのような乗り物の横に人が乗れるようになっていて、隣の人とぎゅうぎゅうになりながら乗って、楽しかったです。
この日は、お金があることが幸福であることに直結するとは限らないこと、そして、貧困であっても人は幸福を感じて生きられることを学びました。新しい価値観が持てて、私はひとつ大きく変われたのではないかと思います。また、貧困を減らす為に私に出来ることをひとつひとつやっていきたいと思うようになりました。 貧困であっても、豊かであっても、皆が同じくらいの幸福を感じられる世界にしていけたら良いと思います。
1年N
次回は留学4日目になります。
フィリピン生活も早くも折り返しです。
ぜひお楽しみにしてください!!