演劇部News

演劇部News

2023年7月27日

新人公演を実施しました!

 去る6月14日、新入部員を主体とした校内公演【新人公演2023】を本校視聴覚室で実施しました。

 先日の春季演劇祭で音響・照明などのスタッフデビューを果たした1年生が、今度はスタッフの他に

自ら演じ、演出をつけ、さらには脚本まで執筆してしまう活躍ぶりを発揮し、既製作品2本、創作作品1

本を上演しました。全員が初舞台にもかかわらず堂々と最後まで演じきり、最後のカーテンコールでは盛

んな拍手を浴びていました。

 ご覧頂いた皆様にお礼申し上げます。

2023年5月31日

春季演劇祭に参加しました!

 4月22日・23日の両日、所沢・入間地区春季高校演劇祭が開催され、本校は23日午後1時から

「未成年の主張・えみりの場合」(谷川葉作・既製)を上演しました。往年の人気番組『学校ヘ行こう!』

の「未成年の主張」をモチーフにした一人芝居で、たった一人で演劇大会出場を目指す「えみり」の奮闘と

葛藤を描きます。

 やる気のない顧問の下手くそな上演アナウンスが入ったかと思うと、客席照明がついたまま唐突に幕が上がり

ます。どうなることかと見守る観客の前に現れたえみりは突然「前説」をはじめ、観客に向かって番組と同様

「なーにー?」「がんばれー」と応援してくれるようあつかましく要求します。実はこれらは全て意図された

演出の一部でした。

 次第にえみりのペースに乗せられた観客は 

「なーにー?」「がんばれー!」と大声で応えて

くれ、舞台と客席が一体になった雰囲気を作り出

します。最後の場面でえみりが絶叫し、そのまま

幕が下り始めると一斉に温かな拍手がわき起こり

ました。それは45分の舞台を一人きりで演じた本校部員に対すると同時に、共に舞台を作った自分たちに対する拍手で

もあるかのようでした。

 またこの上演では、4月に入部したばかりの1年生も音響・照明などのスタッフとして大役を果たしました。

 ご覧頂いた皆様にお礼申し上げます。

2023年2月9日

「地域みまもり支え合い体験会」に参加しました!

 2月4日(土)、所沢市社会福祉協議会が主催する「地域みまもり支え合い体験会」において、所沢市が昨年から導入している「トコろんおかえりQR」を活用して幼児や認知症など街中で迷っている人への対処法を学ぶという企画に参加しました。3年前から実施している「小手指第1地域包括支援センター」の行事への協力が、今年最初の演劇部活動となりました。

 本校部員はゴーグルと白杖を身に付けて視覚障害者に扮し、参加者の声かけに応じて道に迷っていることを伝えます。参加者は白杖についている「トコろんおかえりQRコード」をスマホで読み取って自宅へ連絡し、安全に帰宅できるよう手順を確認しました。

 

 今回は「道に迷って家に帰りたい」という簡単な設定だけが決められており、いつ誰から話しかけられるかわからない上、話す内容もその場で決めていくという「アドリブ」で演じることになり、部員にはよい刺激になったようです。それにもまして重要なのは視覚障害の方がふだん置かれている状況が身をもって体験できたことでした。実際にゴーグルをかけてみると視界が完全になくなり、杖の先の感覚と聴覚だけで周囲の状況を察知しなければなりません。位置を失って心細いときに声をかけてくれ、帰宅できる支援をしてくれる人がいたらどんなにありがたいことでしょう。「トコろんおかえりQRコード」は有効な手助けになると感じました。

 演劇部が社会貢献できる有意義な機会を準備していただいた小手指第1地域包括支援センターの皆様にお礼申し上げます。今後もこのような機会があれば積極的に取り組んで行きたいと思います。

2022年10月12日

西華祭公演を実施しました!

西部B地区秋季発表会に参加しました!

 9月10日・11日の両日開催された西華祭で、演劇部は「予約席」(ソンブレロ作・既成)

を上演しました。公園のベンチに貼られた奇妙な張り紙をめぐる男2人の会話劇。しだいに

2人の半生が明らかになり、それにつれて劇中の立場も変化していく巧妙な台本を熱演し、

一夏の成果を披露することができました。特に2日目は限定的ながら一般のお客様にもご来

頂き、久々に視聴覚室が満席となる盛況でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 2週間後の9月25日には、所沢市中央公民館で開催された西部B地区秋季発表会において同作品を

上演しました。西華祭での反省を生かし、さらにこなれた会話と演技で多くの観客から高い評価を頂

きました。また夕日に映える街灯の照明や、場面の雰囲気をもり立てるBGMも好評でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ご覧頂いた皆様に厚くお礼申し上げます。

 

 

 

 

 

 

2022年8月29日

部活動体験・部活見学会を実施しました!

 8月2日・24日の両日、中学生の皆さんをお招きして部活体験会・見学会を実施しました。

 2日は体験の日として舞台に上がってもらい、いつもやっている基礎練習の滑舌のほか、

即興のパントマイム劇や人気アニメの当てレコなどを楽しみ、最後にはRPG風のオリジナル

脚本で「勇者」や「魔王」などに扮して演技体験をしていただきました。全員が演劇は未体験

とのことでしたが、みなアニメや脚本の役になりきり、心から楽しんでいるようでした。

  

 24日は見学日として、9月の西華祭と地区発表会での上演に向けて現在取り組んでいる劇の練習

風景を見学していただきました。通して全編を上演した後、部分的に修正を繰り返す「小返し」という

練習で、最初は平板だった会話や演技が徐々に生き生きと変わっていく様子に、中学生の皆さんも我を

忘れて見入っているようでした。劇を見終えて、「劇中のセリフが自分へのエールのようだった」との

感想も頂きました。

 皆さんが来年の入試を見事突破され、西高生の一員となれるよう祈念いたします。

  

(この日は部員が一人欠席したので、顧問が代役を務めました)

 

 

 

 

 

2022年7月15日

新人公演を実施しました!

 4月に入部した1年生がこれまでの練習の成果を披露する「新人公演」。今年度は2人芝居を3本立てで
上演しました。

 ①『街角占い師』(橋本知佳:既製)

 ②『レジャーヒーロー』(池田唯人:生徒創作)

 ③『こどもワイルドライン』(伊丹鉄塔:既製)

 本番では細かい失敗もいくつかあったものの、どの作品も熱のこもった演技を見せ、観客からは「とても面白かった」「みな役になりきっていてすごかった」「音響や照明に迫力があった」等との好評を頂きました。ありがとうございました。

           『街角占い師』         『レジャーヒーロー』      『こどもワイルドライン』    

 

 

2022年6月9日

春季高校演劇祭に参加しました!

 4月23日・24日の両日、西部B(所沢・入間)地区春季高校演劇祭が行われ、本校は23日11:00から

ソウケンモウ作「青少年のための接客入門」を上演いたしました。小さなバーを舞台に、街の酷薄な

人間関係に疲れ果てたバーテンダーと、生きる喜びを取り戻させようとする客との言いくるめ合い・

屁理屈のこね合いが延々と続く会話劇。動きの少ない舞台をなんとか持たせようと、今回も大道具に

力を入れ、本格的なバーのセットを仕込みました。流れるBGMもジャズの曲目にこだわり、大人の

雰囲気を出そうと試みました。もちろんバーなど経験したことのない生徒ですが、2人きりの舞台を

なんとか演じ終え、アンケートでは多くの好評を頂きました。ありがとうございました。

 昨年と同様に演劇部関係者限定の公開でしたが、1年ぶりの会場公演とあってどの学校からも演じる

楽しさが伝わってきました。

2021年12月27日

クリスマス公演を実施しました!

 12月22日(水)、年内最後の公演としてクリスマス公演を実施しました。長引くコロナ禍の影響で外部公演はできないままですが、部のOBや先生たちも足を運んでくださいました。

 1.『コンビニ閑暇』(菅原悠人作)…客の来ないコンビニでアルバイトをする男子大学生と女子高生のとりとめもないようなあるような(?)やりとり。

 2.『演劇部の日常とはこういうものである。』(佐知稔作)…新入生歓迎会が間近に迫ったのにそのための台本が書けなくて焦る新部長。マイペースな女子部員との掛け合いの中でヒントをつかみます。全編関西弁。

    

 ご来場いただいた皆様に厚くお礼申し上げます。

2021年9月21日

「認知症サポーター養成講座」について(追記)

 9月11日に予定されていた「認知症サポーター養成講座」はコロナ感染予防のため中止となり

ましたが、一方でアルツハイマー症の理解を促進する運動が9月13日から1週間行われ、その一環

として所沢市役所にさまざまな市内での取り組みを紹介する特設コーナーが設けられました。

 本校演劇部の寸劇動画もこのコーナーで上映され、関係の方々の注目を受けていました。

 特設展示の様子

 

2021年8月26日

「認知症サポーター養成講座」の寸劇動画を収録しました!

昨年に引き続き,今年も小手指まちづくりセンター・小手指第1地域包括支援センター共催「認知症サポーター養成講座(詳細はこちら)」の寸劇に協力することになりました。今年は9月11日(土)に行われますが、あいにく本校の文化祭と日程が重なってしまったので、事前に寸劇をビデオ収録し、当日はこの動画をご覧頂く方式になります。

 普段の舞台劇と異なり、カメラを意識した演技は本校演劇部でも初めてで、練習では戸惑うことも多くありましたが、収録に立ち会っていただいた支援センターの方からは「高校生が一生懸命取り組んでくれてありがたい」とねぎらいの言葉を頂きました。

 この講座を通して、多くの方に認知症についての理解を深めていただければ幸いです。